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市章山からの眺め

20091230173745

今年も残り少なくなりました。
来年は、どのような年になるのでしょうか。
「チェンジ・チェンジ」と言いながらどう変わったのでしょうか。
今まで見え無かった所が見えるようになったところだけでしょうか。
見えるところと言えば、生産された農畜産物の生産額が、
加工・外食等の段階を経るにつれて付加価値がついて、
飲食料の最終消費額が、約7倍いやもっと膨れ上がっている様な感じがします。
今一つ見えてきたことは、農家所得のことが話題になることがあります。
農家所得というのは、農家一戸当たりで幾らということです。
農業者一人当たりの所得のことと思われがちですがそうではありません。
例えば、農家所得500万円といっても、家族一人当たりにすると100万円です。
これを時給で換算すると、時給250円~300円です。
これで農業の担い手が出来る分けがありません。
この現実を知った時、農業はしたくないという方向に向かいます。
このあたりの変革を来年はしてもらいたいものです。
農林水産省推計によると農業集落は2000年から2020年にかけて
約2万集落が消滅するとも言われています。
兵庫県の2020年の人口動向についても、神戸・阪神間では今後しばらく
人口が増加する市区が存在するが、2055年までに人口が半減する市町も
多くなり、都市部への集住化により、人口偏在化が進んで行くといわれています。
このようなことなどからして、都市型農業の果たす役割の大きさを
今一度考える必要があるように思われます。
ただ、単純に山を切り開いて住宅造成を頻繁に行うことよりも、既存の農地を
より効率よく利活用する方法を編み出すことが大切ではないでしょうか。
すでに開発された住宅地については、その住宅地の一部を畑として蘇らせる
「菜園都市構想」を考えてみてはいかがでしょうか。
野菜だけでも自給できる都市こそが、持続可能な新しい都市計画のように見えてくるのですが。

このたび牧場では、1月を皮切りに牧場内の里山を使って「里山管理セミナー」を開催します。
これは毎月3回ほど計画しています。
2月には「味噌つくりセミナー」とパーマカルチャーの設楽氏を囲んでの
「(仮)パーマカルチャーから見た里山管理セミナー」
そして3月には1月に伐採した木を使って「シイタケ作り」
4月には昨年行った「野菜作りセミナー」などを企画しています。
大勢の参加を期待しています。
今年書けきれなかったことを長々と書きました。
多くの方々に、このブログを見ていただき本当にありがとうございました。
来年も出来る限り、痴呆にならない程度にキーボードに向かいたいと思います。
来年も素晴らしい年になりますよう心より牛たちとともに祈っています。
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プロフィール

弓削牧場 弓削忠生

Author:弓削牧場 弓削忠生
神戸・六甲の弓削牧場・場長、
先代からはじめた酪農を、
2代目として、あらたな形を模索、
25年前からチーズ作りを始める。

防水携帯片手に、
牧場のつれづれなる日常を
みなさまにお届けします。

http://yugefarm.com/

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