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耕作放棄地の話

「耕作放棄地」が増える中、これを何とかしようと目を向けだしたことは良い事ですが、
「耕作放棄地」の大半は、耕作するには手間ひまがかかるところが殆ど。

耕作不向きなところが比較的多く、そこを「中間管理機構」が、率先して借り受けてくれるのであれば良いのですが、
実際は、そういった不向きな所は借りてくれないのが現実のようです。

今の農村の現状は、ほとんどが60歳以上の農家で成り立っていて、
その世代が中心に活動する地域の集落営農組合が、里山の管理はもちろん、
ため池や水の管理、用水路管理をし、台風や大雨が降ると、
率先して田んぼの用水路の見回りをするというのが現実です。

大雨が降った時の犠牲者が、ほとんど60歳以上であることにお気づきではないでしょうか。
こういった世代が居なくなったとき、耕作放棄地の問題はよりいっそう深刻になるでしょう。
単に耕作放棄地の問題は、放棄された土地だけが問題なのではなく、
それに付随する農村の環境、しいては文化もになっている「人」がいなくなるということが大きな問題なのです。

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プロフィール

弓削牧場 弓削忠生

Author:弓削牧場 弓削忠生
神戸・六甲の弓削牧場・場長、
先代からはじめた酪農を、
2代目として、あらたな形を模索、
25年前からチーズ作りを始める。

防水携帯片手に、
牧場のつれづれなる日常を
みなさまにお届けします。

http://yugefarm.com/

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